2018年8月10日 (金)

D-pcaの集い-こんな方におすすめします-

 「D-pcaの集い」について、呼びかけ文では書ききれないのでこうやって少しずつ案内文やら日々の思いを書いていこうと思っています。

 もし、こんな方におすすめしたいなということがあるとすればこのようなことになるなと思います。もちろんこんなことも必要はなくて、なんとなく関心があるだけで十分なのですけれど。


*ともかく疲れていてホッとしたい。
*そもそも何が問題かわからなくてなんとなく混乱している。

*不登校、閉じこもり、摂食障がいなど具体的な問題を抱えていて、どこでどうなっているのかわからず自己探究したい。ご家族の方もどうぞ。

*病気でもないけれどなんとなく体調が悪い。

*仏教に関心があり、その要のところを知りたい。

*真宗の教えに触れてみたい。

*求道・聴聞に行き詰まっていてしんどく、どこでどうなっているのか自分で紐といてみたい。



 もちろん、全部に関心を持つ必要もありません。なにかこころに触れるものがあったらどうぞ。また、わざわざいう必要もないのかも知れませんが、この集いは、真宗の教えに導こうというものでもありません。もちろん関心が起きればそれに応えさせていただく。それはうれしいことです。


 どの方向に行くかを一番知っているのは自分であり、1人1人がその方向性を決めるのだと思っています。そもそも人は内奥に方向性をすでに決めています。たまたま、それが見いだせない状態になっているだけなのだと思います。私たちはその1人1人が方向性を導き出すことを促進できればいいなと思っています。


2018年7月28日 (土)

7月D-pca研究会ーPCA理解のむずかしさー

 京都でD-pca研究会でした(7月27日)。西光義敞『入門真宗カウンセリング』、第五章「人身(にんじん)受け難し、今、すでに受く」を自由なやりとりを通して読み進めています。

 D(仏法)の理解も難しいけれど、PCAの理解も難しいなと思いました。どちらも体験を通して自らがつかんでいく必要のあることです。


 思いが自由に出せる場になっていることがこの研究会の特徴だなと改めて思います。

次回は、8月24日(金)1時から4時です。


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2018年7月24日 (火)

真宗者のカウンセリング研修会

 昨日は本願寺派兵庫教区赤穂北組のヴィハーラ研修会に招かれて学習会を行ってきました。2回目になります。

 今、私が改めて大事に思っている「共感的理解」と「人間の成長力」(「自分の人生を自分なりに工夫する力」とこの頃思います)について短い話をした後、質疑応答と自由なやりとりをし、休憩を挟んでペアでのリスニング体験を行いました。また、質問を契機に「D-pca/真宗カウンセリング」についても少し話をさせていただきました。

 なごやかな雰囲気の中で様々な質問や思いを共有し合えたことがとても新鮮で楽しかったです。どこか昔から学習しあってきているような不思議な感じでした。やはり、西光義敞先生とこの地域とのご縁があったからでしょうか。

 と同時に、いわゆる「共感的理解」の理解がとても大事だし、難しいことだなも思いました。正確には「クライエントの内部的準拠枠にもとづく感情移入的理解を経験し、それを伝えあいつつある関係(ロジャーズ)」ということになります。このようにごつごつした表現には意味があります。それは、「寄り添う」ことでもなく、「わかる、わかる」と同情。同感、賛成しあう関係でもなく、本来理解することの出来ない他者の世界にそれだからこそ入り込もうとし、それを逐一確かめ合う関係といえるかなと思います。個々をしっかり切り離した上で理解し合おうとするエネルギーのいる厳しい関係と言えます。

 そのあたりの理解となると、まとまった時間の体験学習の積み重ねが必要となります。逆にいうとじっくり学習していったら確実に身についてくるということでもあります。今後、継続した学習が出来ていったらとてもうれしいと思いました。地域の精神的な主柱という寺院の大きな役割を考える時、それだけの意味のある学習だなと思いました。

 意義ある充実した時間を下さったことに感謝します。光栄な事です。

2018年7月18日 (水)

PCAと仏道(特に真宗聴聞)との共通点

 PCA(パーソンセンタード・アプローチ)、仏法(Dharma)、D-pcaを巡っていろんな思いが湧く今日この頃である。少しずつここに掲載していこうと思う。今回は、仏道(特に真宗聴聞)とPCAとで、自己理解、気づきが進んでいくという点で共通点があるので述べてみたいと思う。 

 PCA(一応カウンセリングにしときます)を学習していておもしろいのは、援助者と共にやりとりする中で自己理解がすすんだり、気づきが起きてくることである。特に、今、ここで自分の中でどんな気持ちが動いているかがよく感じられてくるようになる。これは一瞬一瞬動いていて変化している。この感じと共に流れている時すごく豊かな時を過ごしているような心境になる。年齢を重ねることでさらに味わいが深まったりする。ここが本当におもしろい。大きな宝物に出会ったようだ。

 そして、これは仏道も同じだと思う。逆に、仏道もPCAとある意味同じなのではないかと思う。法話や座談を通して聴聞を重ねる中で自分の中に本当に具体的に気づきが起きてくる。これは本当に起きてくるからおもしろい。究極の「なんまんだぶつ」の瞬間もそのように思う。そういう意味ではPCAも仏道も共通の軸上にあるように思う。ちょうど串刺し団子みたいに・・。ただし、PCAは根底を突いていないというか、つまり、生死の迷いとそこからの出離という深くて澄み切った自覚の心境は仏法を通して始めてこの身に体験されてくるもののようには思う。

 ここが、PCAと仏道(Dharma)が出遇う所以があるように思う。二重構造でつながりながら1つの統一された道というか。

2018年7月 9日 (月)

「第1回D-pcaの集い」案内

 かねてより構想を暖めていました「D-pcaの集い」を開催する運びとなりました。仏法(真宗)とパーソンセンタード・アプローチとの交流から生まれてくる新しいアプローチの場です。私の思いについてはおいおい書いて行くとしてまずはここに紹介いたします。よろしくお願いします。

第1回 D-pcaの集い
日時:2018年11月10日(土)午前10時から11日(日)午後5時まで。

場所:当研究センター(兵庫県相生市)

2018年5月28日 (月)

5月のD-pca研究会-人身受け難し、今すでに受く-

 

 京都にてD-pca研究会。西光義敞『入門 真宗カウンセリング』を輪読。第5章「人身(にんじん)受け難し今すでに受く、仏法聞き難し今すでに聞く」より「爪上の喩え」、「盲亀浮木の喩え」を読む。自由なやりとりが進む。


 人間に生まれることが如何に「有り」「難い」か。人間に生まれてこそ仏法が聞ける。そして、さらに、その仏法を聞くことが如何に「有り」「難い」か。そうして、今、ここにそのチャンスに出遇っている。その喜びを確認しあおう。

 ついつい、当然のこととして疎かにしてしまいます。また、如何にこの教えが受け取り難いか。

 ともかく忌憚なくいろんな思いや気持ちが出せる。時には激しくなります。ですが、これがこの研究会のいいところだなと改めて思いました。

 海外から来られた方が熱心に撮っておられたので、ついついつられてめったに撮らない京都タワーの写真を撮ってしまいました。やっぱりこれはこれで美しいのかなあ。



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2018年1月27日 (土)

2018年1月のD-pca研究会-仏教とカウンセリングの人間観

 昨日はD-pca研究会。まず初めに、西光義敞先生の『入門 真宗カウンセリング』を輪読。ここ数年の継続プラン。今回は、(四)仏教とカウンセリング(p.67~)を読みました。

 仏教とカウンセリング(PCA)の人間観の共通性、相違性がテーマです。

 共通性は、1.いまここを大事にする。いまここのそういう関係を大事にする。2.人間を神に造られたものとして捉えるのではなくて、ヒューマン・オーガニズムとして捉えるところ。これは、仏教の衆生と共通するところがある。

 相違性としては、迷っている命とか生死を超えるというところ。仏教では、生死を「しょうじ」と読み、生と死を切り離さないで捉える。そして、これ、生死を迷いとして捉える。果たしてロジャーズの考え方にはこういう視点があるのかどうか疑問。

 というところが要点かと思います。みんなで声を出して読んだ後、自由な話し合い。はてはて、生死を迷いとして捉えるが話し合いの中心になったかと思います。その後は、参加者の今の思いを聴き合う時間となりました。味わい深い一時となりました。

 終始一貫して忌憚なくありのままのところで話し、時には白熱した議論ともなり、大きな出会いの時間になったかと思います。充実した時間をすごさせていただきました。

 次回は、2月23日(金)10時からになります。

D-pca研究会→http://chodr.ptu.jp/Dpcakenkyukai.htm

2018年1月12日 (金)

第7回ワイガヤの会(ワンデイ・ワイガヤ・リトリートグループ)の案内

 3月11日(日)10時から5時までワンデイ・ワイガヤ・リトリートグループ(ワイガヤの会)を行います。

呼びかけ
 振り返ってみれば、私達は慌ただしく、ストレスいっぱいの日常生活を送っています。そんな中でふと自分を取り戻すひとときも必要だなと思います。今回、そんな場を作ってみることにしました。この場は、少人数のグループで、世話人の提供する「育ち合う人間関係」の中で自由に語り合い、聞き合う場です。仲間と共に一息ついてリラックスし、自分を振り返ることが出来たらと思います。と同時に、健康的なコミュニケーションのあり方について体験的に学ぶ機会にもなります。
 関心のある方はどなたでも参加できます。場所は、のんびりとした瀬戸内沿岸相生市です。遠方の方は近くにホテルがありますので前泊、後泊することが出来ます。旅行を兼ねて気楽に来ていただくというのもいかがでしょうか。お出会いを楽しみにしています。

日時:平成30年3月11日(日) 午前10時から午後5時

定員:8名。2名より行います。

場所:D-pca研究センター 相生市那波東本町6-4 (JR相生駅より徒歩10分)〒678-0056
  (宿泊先は、JR相生駅前にビジネスホテルがあります。別途案内させていただきます。)

参加費:9,000円(昼食・宿泊は含みません)

連絡先・申し込み先:D-pca研究センター 山下和夫
         電話・FAX:0791-22-5386 携帯:090-5654-9681
                  E-メール: kazu@chodr.ptu.jp  ホームページ:http://chodr.ptu.jp/

ホームページをリンクします。どうぞ。

2017年後半の様子-海外旅行

 それにしても昨年9月以来のブログになるのか。この間にも確かにいろんな事があった。大きなことは、10月末から11月はじめにかけて、モスクワ、パリ、フランス郊外、ポルトガルを旅したことだ。ただし、ブエノスアイレスまで行き、地球一周計画をしていたのだが、それは残念ながら達成出来なかった。

 モスクワでは、友人ベニアに招待していただき、彼の勤める大学でワークショップをした。海外でのデモンストレーションという新しい試みも行った。その後は、友人ラダさんにモスクワ市内を案内していただいた。トレチャコフ美術館訪問、チャイコフスキー記念ホールでのコンサート。ツァリツナ公園散策。カロメンスカヤ公園散策。クレムリン訪問ととても楽しかった。地下鉄を使って移動したのもよい経験になった。もちろん車での移動もあり、モスクワの町の様子が見られたのも貴重な経験であった。さらに、ベニアの住むアパートを自由に使わせていただいたこともモスクワ在住気分が味わえてよかった。近くのスーパーマーケットに行くのが楽しかった。言葉や文字が通じなくても何とかなるものだ。モスクワは、前回訪問したときよりも町全体が落ち着いた、バランスが取れた印象を受けた。

 その後は、パリに移動。セーヌ川をはさんでルーブル美術館の真ん前というホテルに泊まることが出来た。パリ情緒満点のところである。残念ながらルーブル美術館は休館日で中には入れなかった。その分、セーヌ川沿いを存分に散策出来たのはよかった。エッフェル塔、凱旋門、コンコルド広場をそぞろ歩いた。その後、鉄道でサンタモンロンまで移動。
ここは、東西南北、まさにフランスの中心部に当たるところだ。ここでデイビッド・ブレイジャーさんにお会いした。そこに3泊させていただいた。7年ぶりのことである。一時大病をされたが回復され、精力的に著述活動やワークショップを行われている様子であった。ほんと自然豊かな田舎。ここで、エコロジカルな生活をされているのが印象的であった。

 その次は、ポルトガル。リスボン在住の友人の家に泊まらせていただいた。リスボンの美しさにはほんと魅了された。その後、ポルトガル南端まで車で案内していただいた。ヨーロッパ最南西端に行くことが出来た。ここは大西洋と地中海の境のところ。ほんとうに美しい光景だった。

 と、こうして楽しい旅をさせていただいたのだが、その後、とんでもないことが。市電に乗ってリスボン旧市街のお城見学をさせていただいたとき、なんと鞄からパスポートを盗まれてしまった。ほんといまでもこれは信じられない。でも、本当にそれはなかった。急遽警察に届け、日本大使館に行く。再発行も出来なくはないが、戸籍抄本がいるために時間がない。帰国を決めた。そのための渡航書を発行してもらった。お金はまったくぶじだったのだが、パスポートがないとほんとなんにも出来ないことを改めて痛感した。

 ポルトガルの後にはブエノスアイレスで開催される国際パーソンセンタードアプローチフォーラムに参加することになっていたのだが、それらは全部フイになってしまった。これをとても楽しみにしていたのにほんとこれはとても残念で口惜しかった。

 とまあ、こんな旅行。モスクワ、フランス、ポルトガルだけの訪問でもほんと大旅行だったし、よい体験をさせてもらったのには違いない。地球一回り案まで達成すると出来過ぎなのかも知れない。これを教訓にまた次へと歩みたいと思っている。 

 ということで、2017年は終了した。うれしいことに体調はいい。今年は、どんな展開になるやらこれまた楽しみなことではある。おそらく国内が中心になることと思う。 

2017年9月 5日 (火)

育ち合う人間関係を学ぶ集い

 「育ち合う人間関係を学ぶ集い」が現在継続中です。今、ここでの出会いが深まって行っているように思います。改めて週1回2時間の頻度で6回継続することの意味もまた味わっています。継続中は、この時間がひとつの節目となり、リズムが出来、螺旋的に深まっていくような感じがします。真摯に取り組みあう姿が美しい。今は、ちょうど真ん中になります。(写真は飛龍の滝)


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