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2018年12月 4日 (火)

忠臣蔵-ここ2週間のマイブーム-

 ちょっと話題は変わって忠臣蔵の話。ひょんなことから赤穂図書館に置いてある「最後の忠臣蔵」のTVドラマ版を見たことがきっかけで興味を持った。よく考えたら「忠臣蔵なんて・・・・。」という思いがあって今まで見たこともなかった。「最後の忠臣蔵」は討ち入りが終わり、内蔵助からの命を受けて生き残った2人を焦点にあてたドラマで本筋ではない。その忠臣蔵を見たくなった。
 

 早速ツタヤに行ってビデオを探す。ちょうど映画「大忠臣蔵」がおいてあった。原作である人形浄瑠璃や歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」の映画化であるとのこと。結構面白くて見てしまった。となると原作を見たくなる。これまた赤穂図書館に歌舞伎版が置いてあったので見てみた。これがすごくおもしろいのなんの。ここ2週間ぐらいのマイブームになってしまった。

 よく知られているようにこれは「太平記」の世界を借りていて時代設定は足利南北朝時代。実在した塩谷判官と高師直に仮託して書かれている。赤穂の「塩」と「高家こうずけのすけ」とよく似た名前でうまくかけあわせたものだ。ストーリーはまさしく赤穂事件と呼ばれている事件である。とはいえ、四十七士の詳しいことはあまり出てこない。勘平・おかる、一力茶屋の場面、加古川本蔵の娘お浪と内蔵助の長男主税との祝言などが中心である。そこから後はいきなり討ち入りの場面となる。文楽ではこの討ち入りの場面もない。例の討ち入りの陣太鼓の話や義士達のストーリーはその後江戸時代終わりから明治にかけて浪曲や講談として付け加えられていったらしい。映画やドラマで見るものはこれに基づいてさらにその作者によって付け加えられていったものだ。例の「南部坂雪の別れ」もそうだ。

 歌舞伎はこの一つ一つの場面がすごい。ともかくゆっくりとした進行。一人一人の思いが連綿と描かれる。役者の台詞回し、動作、三味線がそれに絡んでほんと彼らの心が内面深く描かれる。すっかり魅了されてしまった。そこからは勇壮な武士道というより宿業に運ばれていく一人一人の重みがこちらに身に沁みてくる。やはりこれは宗教的なものだ。特に仏教的な宿業観と悲しみ。そして、道行きが奥深く表されていると思う。悲業に死んでいった主人公達の供養がそこにあると思った。

 さらに原作は歌舞伎ではなく文楽・人形浄瑠璃である。文楽版もまたいずれまた見てみたいと思う。祖父が義太夫をしていたので子どもの頃に聞いた語り声を思い出したりもしていた。
 

 なんかまとまらない文章になった。ちょっと一言では言えないいろんな思いが湧いたこのところであった。仏教、特に浄土教とは切り離せないものであることを思わされた。

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