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2019年1月 9日 (水)

「朝比奈隆の肖像」-大器晩成-

 昨晩見たこの「朝比奈隆の肖像」という動画にずいぶん心を動かされた。氏は93歳まで生きられたから、まさに明治、大正、昭和、平成の日本を生きられた方だ。戦前の映像もとても興味深かった。亡くなる直前まで現役で精力的に指揮をなされていた。典型的な大器晩成型の人だ。

 高齢になられてから独自の境地が出てきて人々の心を打った。私もその1人である。堂々たる演奏で、しかも響きは美しく、ピュアー。そんな印象を持つ。朝比奈テンポと呼ばれる独特の遅いテンポ。最初はとまどうが聞いている内にどんどん引き込まれてしまう。氏の若い頃にはなんとも泥臭い演奏だなと思ったものだ。しかし、同年齢のカラヤンが亡くなってからいよいよ世界的にもこの風の指揮者がいなくなってますます風格を増されたと思う。

 私は氏の100回目にあたるベートーヴェン第9演奏を聞きに行ったことがある。その迫力と求心力にいたく感動してしまった。滅多に声を出さない私なのだが演奏が終わると思わずおーっと叫んでしまった。2階席で聴いていたのにまるでコーラスが目の前でなるような迫真力であった。

 「1年でも多く生きて1回でも多く舞台に立つ」。「そうすれば自ずと人のなしえないことをするようになる」。無骨なまでに自分のスタイルを守り通された。私もこれからの人生、体には気をつけて、自分自身であれたらいいなと思う。思いが深くあるのにうまく書けない感じだな。

 

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