リンク

2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

« 降誕会講師-もっか考案中 | トップページ | 5月月例D-pca研究会-一切皆苦 »

2019年5月22日 (水)

親鸞聖人降誕会に呼んでいただいて・・。

 相生市矢野谷法中8ヶ寺で昔から続いている親鸞聖人降誕会(ごうたんえ)に呼んでいただきました。ほんと光栄なことでした。今私の中で生きている仏法ということで話をさせていただきました。話の概要を書いてみます。

60498529_850956608589714_723971413533471

 ともかく不平不満をいう私。体調が悪いとお念仏どころではない私。けれどもそんな身を通してお念仏が湧いて来る。そのときには暖かい感じが出てくること、そして、その智慧でもって自分自身を見せて頂くこと。そんな中でお釈迦さまの説かれた四苦・八苦に最近は心が行くこと。

 その四苦・八苦について一つ一つ見ていった。生・老・病・死・愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五蘊盛苦。特に、生老病死は、生死(しょうじ)一体で三世に渡って流転しているとお示し下さっていることを見た。まさに「生死の苦海ほとりなし ひさしくしづめるわれらをば」である。 そうして、仏道はそこから出離する道を指し示して下さっている。これら苦の原因は自らの無明・煩悩にある。そこから我執、自己執着の心が起きる。これが苦の根本原因である。この無明の闇を破ることによって我々は苦から出離することが出来る。そのための道筋も示して下さった。八正道である。さらに、その道は聖道門から浄土門へと開かれていったこと。親鸞さんは自らのご一生を通してまさにその道を指し示して下さったお方である。今、私に大事なことはお念仏申させていただくこと、同時に、その阿弥陀仏のお心を聞かせていただくこと。それが大事である。そんなことを話しました。

 聞きに来て下さった方々に話しているのですが、それは私にも向かっていて私も聞かせてもらっていること。そんなことも実感しました。今回私が特に聞かせてもらったことは・・・。

・お念仏とのであいは、「出遇う」という字を書きます。親鸞聖人は教行信証総序の中でこの字を使っておられる。「たまたま行信を獲ば遠く宿縁を慶べ」。この「たまたま」はこの「遇」という字なのでした。本来あうはずのないものがここで出遇う。この字はそんな意味だそうです。そんな大変なことがこの身今生において起こった。 これには遠い遠い過去世からの宿縁があった。改めてそれを思った次第でした。

・四苦、八苦をひとつひとつ見ていったのですが、特に改めて五蘊盛苦を味わいました。人間の働きを五つに分け、それが盛んであることによって起こる苦しみ。健康の苦しみといってもよい。それは、その働きに執着するからだ。私の肉体、感覚、認識作用は生きていますが、ひとつひとつそれに執着してまたそこから悩みが苦が起きている。そんな自分をまざまざと見たように思います。まさに、安まるところのない自分なのです。

・それにしてもお釈迦さまが指し示して下さった四苦・八苦はほんと苦の相を見事なまでに簡潔に完璧に表して下さっていると思います。一つ漏らさずです。

 終始、熱心に聞いて下さり、うれしかった。生き生きとした充実した時間でありました。改めてこんな場を提供して下さってことに感謝します。なもあみだぶつ。
 

« 降誕会講師-もっか考案中 | トップページ | 5月月例D-pca研究会-一切皆苦 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 降誕会講師-もっか考案中 | トップページ | 5月月例D-pca研究会-一切皆苦 »