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2019年8月13日 (火)

ノート:真宗カウンセリングの二つの課題

ここでは(ケン・ウィルバー「意識のスペクトル」において)ロジャーズの心理学が実存レベルの心理学として、また大乗仏教があらゆる二元論を超えた世界への霊的実践として、窮極的な位置づけがなされているのが興味をひく。(改行山下)

ここで「真宗カウンセリング」にとって、二つの課題が引き出される。一つは、ロジャーズのカウンセリングと大乗仏教や真宗との距離は何に由来し、何を意味するかという問題であり、他は、あらゆる二元論を超えるという大乗仏教の実践道は、現代および将来において、具体的にはいかなるものとして提示されるかという問題である。この二つの課題にたいして、理論的にも実践的にも明確な解答がひきだせたとき、「真宗カウンセリング」は確固とした存在意義を獲得することであろう。

(西光義敞『育ち合う人間関係』本願寺出版社 p.190より引用)

 

 D-pcaは、「仏法(真宗)を基底としたパーソンセンタード・アプローチ」ということになり、本来違うものが二重関係でもって存在しあうアプローチといえるが、では、それが一体どのような実践形態を持つか、クライエントにとってどう統合したアプローチとして捉えられるかここが大きな課題だ。

 今までは仏教とPCAをひとまず分けてその特徴を示し、それらがどう交流するか(仏法を基底にした・・)を示してきた私であるが、さらに進んで、では、そのように両者が交流するその時点で、どのようなものが醸し出されていくのかをもっと明らかにしたくなってきた。きっと両者を貫く何かがあるような気がしてきている。これには実践の積み重ねが必要である。

(ちなみにここでは、「真宗カウンセリング」と「D-pca」とを相互に置き換えられる言葉として使っている。主にカウンセリング場面を指すのが「真宗カウンセリング」で、D-pcaはそれをも含みつつさらに広い人間関係場面を指す意味で使っている)。

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