活動紹介

2018年1月27日 (土)

2018年1月のD-pca研究会-仏教とカウンセリングの人間観

 昨日はD-pca研究会。まず初めに、西光義敞先生の『入門 真宗カウンセリング』を輪読。ここ数年の継続プラン。今回は、(四)仏教とカウンセリング(p.67~)を読みました。

 仏教とカウンセリング(PCA)の人間観の共通性、相違性がテーマです。

 共通性は、1.いまここを大事にする。いまここのそういう関係を大事にする。2.人間を神に造られたものとして捉えるのではなくて、ヒューマン・オーガニズムとして捉えるところ。これは、仏教の衆生と共通するところがある。

 相違性としては、迷っている命とか生死を超えるというところ。仏教では、生死を「しょうじ」と読み、生と死を切り離さないで捉える。そして、これ、生死を迷いとして捉える。果たしてロジャーズの考え方にはこういう視点があるのかどうか疑問。

 というところが要点かと思います。みんなで声を出して読んだ後、自由な話し合い。はてはて、生死を迷いとして捉えるが話し合いの中心になったかと思います。その後は、参加者の今の思いを聴き合う時間となりました。味わい深い一時となりました。

 終始一貫して忌憚なくありのままのところで話し、時には白熱した議論ともなり、大きな出会いの時間になったかと思います。充実した時間をすごさせていただきました。

 次回は、2月23日(金)10時からになります。

D-pca研究会→http://chodr.ptu.jp/Dpcakenkyukai.htm

2018年1月12日 (金)

2017年後半の様子-海外旅行

 それにしても昨年9月以来のブログになるのか。この間にも確かにいろんな事があった。大きなことは、10月末から11月はじめにかけて、モスクワ、パリ、フランス郊外、ポルトガルを旅したことだ。ただし、ブエノスアイレスまで行き、地球一周計画をしていたのだが、それは残念ながら達成出来なかった。

 モスクワでは、友人ベニアに招待していただき、彼の勤める大学でワークショップをした。海外でのデモンストレーションという新しい試みも行った。その後は、友人ラダさんにモスクワ市内を案内していただいた。トレチャコフ美術館訪問、チャイコフスキー記念ホールでのコンサート。ツァリツナ公園散策。カロメンスカヤ公園散策。クレムリン訪問ととても楽しかった。地下鉄を使って移動したのもよい経験になった。もちろん車での移動もあり、モスクワの町の様子が見られたのも貴重な経験であった。さらに、ベニアの住むアパートを自由に使わせていただいたこともモスクワ在住気分が味わえてよかった。近くのスーパーマーケットに行くのが楽しかった。言葉や文字が通じなくても何とかなるものだ。モスクワは、前回訪問したときよりも町全体が落ち着いた、バランスが取れた印象を受けた。

 その後は、パリに移動。セーヌ川をはさんでルーブル美術館の真ん前というホテルに泊まることが出来た。パリ情緒満点のところである。残念ながらルーブル美術館は休館日で中には入れなかった。その分、セーヌ川沿いを存分に散策出来たのはよかった。エッフェル塔、凱旋門、コンコルド広場をそぞろ歩いた。その後、鉄道でサンタモンロンまで移動。
ここは、東西南北、まさにフランスの中心部に当たるところだ。ここでデイビッド・ブレイジャーさんにお会いした。そこに3泊させていただいた。7年ぶりのことである。一時大病をされたが回復され、精力的に著述活動やワークショップを行われている様子であった。ほんと自然豊かな田舎。ここで、エコロジカルな生活をされているのが印象的であった。

 その次は、ポルトガル。リスボン在住の友人の家に泊まらせていただいた。リスボンの美しさにはほんと魅了された。その後、ポルトガル南端まで車で案内していただいた。ヨーロッパ最南西端に行くことが出来た。ここは大西洋と地中海の境のところ。ほんとうに美しい光景だった。

 と、こうして楽しい旅をさせていただいたのだが、その後、とんでもないことが。市電に乗ってリスボン旧市街のお城見学をさせていただいたとき、なんと鞄からパスポートを盗まれてしまった。ほんといまでもこれは信じられない。でも、本当にそれはなかった。急遽警察に届け、日本大使館に行く。再発行も出来なくはないが、戸籍抄本がいるために時間がない。帰国を決めた。そのための渡航書を発行してもらった。お金はまったくぶじだったのだが、パスポートがないとほんとなんにも出来ないことを改めて痛感した。

 ポルトガルの後にはブエノスアイレスで開催される国際パーソンセンタードアプローチフォーラムに参加することになっていたのだが、それらは全部フイになってしまった。これをとても楽しみにしていたのにほんとこれはとても残念で口惜しかった。

 とまあ、こんな旅行。モスクワ、フランス、ポルトガルだけの訪問でもほんと大旅行だったし、よい体験をさせてもらったのには違いない。地球一回り案まで達成すると出来過ぎなのかも知れない。これを教訓にまた次へと歩みたいと思っている。 

 ということで、2017年は終了した。うれしいことに体調はいい。今年は、どんな展開になるやらこれまた楽しみなことではある。おそらく国内が中心になることと思う。 

2017年9月 5日 (火)

育ち合う人間関係を学ぶ集い

 「育ち合う人間関係を学ぶ集い」が現在継続中です。今、ここでの出会いが深まって行っているように思います。改めて週1回2時間の頻度で6回継続することの意味もまた味わっています。継続中は、この時間がひとつの節目となり、リズムが出来、螺旋的に深まっていくような感じがします。真摯に取り組みあう姿が美しい。今は、ちょうど真ん中になります。(写真は飛龍の滝)


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2017年7月31日 (月)

夢中で過ぎた7月でした。

 前記事の後、忙しい7月が続いた。7月6日(金)から11日(火)まで北海道聞法旅行。D-pca研究会、カウンセリング面接を通して、7月18日(火)から28日(金)までメキシコ旅行。やっと一息ついたところである。

 北海道聞法旅行は、浄土真宗華光会が主催されているもの。聞法は座ってする座談だけにあらず、お同行さん達との旅を通してこれまた進んでいくものである。こんな趣旨で何10年にわたって続けられてきている。私は今回初めての参加である。北海道の広い自然に感動する。私たちは朱鞠内湖を訪れた。ここは戦前そこに作られたダム工事を通して、朝鮮、日本各地から来られた労働者達の悲劇が起きた土地でもある。そこにあった浄土真宗寺院がその亡くなられた方達のお葬儀やら埋葬に献身された。その後、この話は葬られてしまっていたが、一乗寺の殿平さん達によって発見され、朝鮮、日本との交流を願って、その活動が行われてきている。私たちは、その話に直に接する中で、歴史の中にあった事実に肌身を通して向き合うこととなった。改めて煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界を思わせてもらい、念仏の真実さに直面することとなった。

 メキシコ旅行は、これまた充実した時であった。ここ数年、WAEH(折衷派催眠療法家のための国際カンファレンス)に講師の1人として呼んでいただいている。今年もその機会をいただき、「D-pca:仏法を基底とした人間中心のアプローチ」について話しをしてきた。パーソンセンタード・アプローチについての話に続いて、仏教、特に真宗の話には、その世界観の違いに驚かれた様子だった。終始、熱心に聞いて下さったこと、とても光栄なことだった。学生さん達とも心を開いた交流が出来たことも宝物だった。また、アプローチを異にする先生達との交流も格別のものであった。場所は、マサトラン。その後、メキシコシティ、モレリア、グアダラハラを訪れ、PCA国際フォーラムを通して知り合った人達との再開と交流を深め、これまで貴重な時間であった。よき友に恵まれたものである。

 というわけで今日に至る。今日は7月最後の日である。時差ボケも治まり、また、新たな時を歩もうとしている。

2017年6月29日 (木)

7月は忙しくなるな。

 京都、横浜の仕事の疲れから回復してきた感じ。7月に入るとこれまた忙しくなる。

 継続的に行っている「カウンセリング」、「法座」、「聖典講座」、「本願寺派赤穂北組のヴィハーラ研修会」、「北海道聞法旅行」、「月例D-pca研究会」、「ワイガヤ・リトリート・グループ」、「真宗カウンセリング研究会交流の集い」、「教行信証勉強会」、「メキシコで行われるWAEH(折衷派催眠療法家の要請セミナー担当」と続いていく。どれもD-pcaを提示していくことになる。

 この状況は自分でもちょっと驚いている。ともかく体に気をつけて細く長くをモットーに続けて行こうと思う。

2017年6月27日 (火)

佼成カウンセリング研究所講座-仏教とカウンセリング

 京都でのD-pca研究会の後、聖典勉強会に参加し、横浜まで移動する。翌日(土)に佼成カウンセリング研究所の講座を担当するため。

 佼成カウンセリング研究所とは、もう5年ほどのおつきあいとなっている。人間性心理学会で自主企画を主催したことが縁で西光義敞先生の後任として呼んでいただいている。ほんとうに光栄なことである。

 科目は「仏教とカウンセリング」。その「と」のところが大事だと先生はよくおっしゃっていた。この「と」はどこになるのか。本来違うものが交流して新しいアプローチを生み出そうとしているのだが、その交流するところは、「私」なのである。そこを強調されていた。今、私の中ではそれらが交流して、「仏法を基底にした人間中心のアプローチ-D-pca」を生み出そうとしている。それを共有したいというのが私の趣旨である。

 人間中心のアプローチ:PCA、仏法(特に真宗)、それらが交流するD-pcaについて具体例を出しながら話していった。午後1時から夜8時半というきついスケジュールにもかかわらず、終始熱心に耳を傾けて下さり、質問も沢山して下さり、本当にやりがいのあることだった。いい感じなのだが、終わった時には、さすがに疲れていた。まさに充実した仕事の後の疲れだ。

 次回は、2年後になるかと思う。よきご縁に恵まれ、本当に光栄なことと思う。


6月のD-pca研究会

 

 先日、23日(金)は、京都にて月例D-pca研究会。新しい人達も来られてちょっと新鮮な気分。オープニング・ミーティングでプラン、分かち合いをして、進めていく。

 まずは、継続して行っている西光義敞先生の『入門・真宗カウンセリング』の輪読。今回から第2章「生きとし生けるもの」に入る。お釈迦様の「ああ哀れ、いきものは食みあう」が、この章のこころ。お釈迦様はたんに生き物を殺してはいけないということを教えられているのではなく、衆生(私)の根本的な姿、私が生きるということは、生き物の命を奪うこと。それをどうとらえ、理屈をつけるにしろ厳然としたその事実がある。そこからは逃れられない。仮に今生で命を絶っても、また次生で命を奪って形を変えて現れ、またそれを繰り返す。前生から延々とその連環が続いている。そこを確認しあう。とはいえ、それをはねのけようとする衆生の心があることも見せていただく。

 その後は、メンバーが日頃気になっていることを出して、皆で意見を出しあった。死刑、死刑制度のことがその中心となった。

 いつものように真摯なヤリトリが続く、充実した集いであった。

次回は、7月12日(水)10時から・・・。(私の海外出張によりイレギュラーになっています)。

ホームページ→http://chodr.ptu.jp/Dpcakenkyukai.htm

2016年1月 3日 (日)

あけましておめでとうございます。

  なんとしばらくのご無沙汰です。Facebookでのヤリトリが面白くて夢中になっている内に時が経ってしまいました。カウンセリング、ワイガヤ・リトリート・グループ、D-pca 研究会を中心に活動は続いています。大学での講義も続いています。昨年は、しばらく休憩していたワンデイ・リトリート・グループを再開しました。ルーマニアで行われた第14回国際パーソンセンタード・アプローチ・フォーラムにも参加しました。そして、第1回目の「D-pcaの集い」を立ち上げることができました。

 これからも活動は続きます。差し詰め、2月21日(日)にワンデイ・ワイガヤ・リトリートグループを行います。

 どうぞよろしくお願いいたします。

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2015年4月28日 (火)

4月のD-pca研究会-それぞれの心境を出し合いました。

 4月のD-pca研究会を行いました。24日(金)午後3時~6時。

 今回は、それぞれの居所を出し合いました。チェックインと呼んでいます。それを通してこの研究会がメンバーそれぞれの変化につながっていることが、ひとりひとりの上で確認されたように思います。まさに、「継続は力なり」を改めて思わされました。

  また、この8月末に「D-pcaの集い」と称した集まりを1泊2日で行うことを提案しました。この研究会で行っているように、最初にミーティングをしてみんなで プランを作っていく集いにし、仏法とPCAとの交流を1人1人のところで深めていくものにしたいという案です。いろんな意見をだしてくださり、うれしかったです。「思い立ったが吉日」。まずは、始めてみ ようということになりました。日程等、詳細は、後日公表することにしました。楽しみです。

 次回、5月の研究会は、5月15日(金) 午後3時~6時です。都合により、第3金曜日、時間も変更になっています。

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2015年4月16日 (木)

ワンデイ・ワイガヤ・リトリートグループ(ワイガヤの会)を行いました。

 先日、4月12日(日)、ワイガヤ・リトリート・グループを行いました。通称「ワイガヤの会」と呼んでいます。久しぶりの再開となりました。この会が成立したことがとてもうれしかったです。他にもFacebookを通して紹介したので、いろいろな反応があり、参加はされなくても、関心を持って下さったこともうれしかった。

 少人数でゆったりとした時間となりました。時間がゆっくりと流れていました。それぞれが今のところを出し合い、共有しあい、とても有意義な時間でした。私自身も終始ゆったりとしていて、落ち着いた時間を過ごせた感じでした。

 会場(写真)も新しい会場を使うことになりました。ほんとこれからの私にとって、1つの節目であり、大きな出発点なったと思います。皆さん、ありがとうございました。

 次回は、秋に行うことにしています。

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       (平成の大修理が完成したばかりの姫路城。太陽光線に映えて美しい)