「宿泊版 育ち合う人間関係を学ぶ集い」を開催
先週の6月15日、16日と相生市で一泊「カウンセリング研修・育ち合う人間関係の集い」を開催した。播磨地域の僧侶の方達を中心に縁のある人達が集まった。じっくり聞き合い、話し合う雰囲気の中にも熱気のある集まりとなった。人々の力が湧いてくる、そんな集いになった。夜は夜でバーベキューをし、蛍を見て、よき交流ともなった。こんな月並みな言葉でしか表現できないのが残念であるが、人と人とが真摯に交流し合う醍醐味があったように思う。
日本は、檀家制度の下に、あるゆる地域共同体がお寺を中心に神社も統合されながら出来上がっている。ちょうど西洋の共同体が教会を中心に出来ているように・・・。さらに、日本の場合は、神道やキリスト教会も共存し、多様な宗教性がそこにある。残念ながら今では寺院活動はずいぶん形骸化している。が、その財産は貴重である。また、逆に、今では人間科学が発達して人々の心のケアが行えるようにもなってきている。この二つが地域レベルで融合したら・・・。そうしたら、沢山ある寺院が中心になって人々の心のケアと心の交流が促進していける。そんな世界が出来ることを夢みている。
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