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2007年5月27日 (日)

臨床ソーシャルワーク研究会-5月17日-

 マジョルカ・フォーラムボケはだいぶ収まってきた。しかし、まだまだこのフォーラムに参加している夢を見る。おもしろいのは、登場人物にカール・ロジャーズが出てきたりするのだが、すべてが日本語で話していることだ。ロジャーズって日本語が上手になっていっているなんて夢の中で思っている内に目が覚めるところがおもしろい。フォーラムでは、スペイン語、英語、ポルトガル語、ロシア語などなど、そして日本語が交錯するおもしろい場になっていた。いつもながらインパクトのある場だ。フォーラムのことをここに文章にしようと思うのだがこんな具合で、思いや気持ちは交錯するのだがまだまだ整理できないという状態だ。そんなこんな思っている内にCHODRの活動は続いていく。それについても書いておく必要がある。

 5月の臨床ソーシャルワーク研究会。老人ホーム、児童養護施設に勤めるメンバが集まった。今回読んだところは、第4章の中から「ケースワークの定義」だ。

 詳しくは、本書を読んでいただくのが一番。ここで外せないと思うのは、ケースワークには二重の焦点があると言うこと。一つは、「個人」、そしてもう一つは「個人をとりまく状況、あるいは環境」である。個人はかならずある状況のなかでいきている。ここでは「親子をはじめとする人間関係」、つまり社会関係が中心だ。その「状況」との相互関係において、そのあり方が決まってくる。この2つの焦点を持って介入していくのである。また、具体的な「問題」を取り扱うということも特徴だ。包括的な定義といわれるスーザン・パワーズのものを紹介する。

    ソーシャルケースワークとは、人間関係の科学や人間関係の技術に関する知識を使用する技法であり、クライエントとその全体的環境のすべて、もしくはよりよい適応のために必要な個人の能力と社会資源を動員する技術である。

 なんとなくわかるけれど、未だ抽象的なところもある。

 次回は、黒川昭登氏の定義をじっくりと読むことになった。パワーズの定義よりもさらにわかりやすい表現になっている。これは次回のお楽しみということにしよう。

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