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2008年12月 1日 (月)

老人福祉法の寂しさ

 今日から12月。いよいよ押し詰まってくる。またあの賑やかなクリスマス商戦がやってくるな。「ジングルベル、ジングルベル、鈴が鳴る♪♪♪・・・」。賑やかさとは裏腹に裏寂しくなった一時でもあった。

 今日は、明日の授業に向けて老人福祉法を点検した。老人ホームの規定はすっかり変わっている。また、地域密着型・・・サービス、地域密着型・・・施設、認知症高齢者グループホーム、認知症対応型共同生活介護事業等々、華やかな施設名称がならんでいる。学生に知っている老人ホームはと問うと「地域密着型・・・施設」という言葉が飛び出した。どうやらこの方がよく知られ始めているらしい。特に、介護を学ぶ学生の間では・・・。これらは介護保険法の中で規定されている施設である。小規模で割合に簡単に事業が始められのが特徴だ。運営は利用者の介護保険報酬金からまかなわれていく仕組みだ。一見小規模で住み慣れたところでよいなと思えるのだが問題は運営資金だ。介護保険法ではこれらのことについては何も保証されていない。大変な零細の中から人件費も削られながら運営されていくので厳しい状態にならざるを得ない。当然、倒産したり、介護の疲れから問題が起きたりし始めている。名前の華やかさとは裏腹に寒々とした現実がそこにある。調べれば調べるほど心寂しくなってくる一時であった。

 また、老人福祉法で規定されている養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、軽費老人ホームももちろん存在する。その規定もずいぶんと変化している。特に養護、特別養護にいたっては上記の「介護保険施設群が使えないとき」にという規定になっている。いわゆる措置制度をうんと後退させる仕組みになっている。これもなんだかわびしくなっている。また、老人ホームを利用する人は「身体に著しい障害がある」とか「居宅において養護を受けるの困難なもの」とか、つまり、何かの問題を持った人と捉えられているところもわびしい。また、「(これらの人を)入所させ」ともなり、「社会的活動に参加させるためにに必要な指導及び訓練を行い」ともなっている。何か社会で困る人を押し込んで、訓練して起き上がらせてみたいな規定である。これって権利性とは正反対の考え方のように思う。

 昨今の不景気に加え、メニューばかりが多く実質のお寒いこの実態に心が重くなった一時だった。ほんとに寂しい国になったものだ。

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