春
いよいよ春だがまだまだ寒い日が続く。しかし、そんな中でも、空は明るく、太陽も明るく、何かが動いている感じがする。寒さの中に命の動きを感じるこの時期を毎年味わい深くすごす。
このところは5月にモスクワ近郊で行われる第11回パーソンセンタード・アプローチ国際フォーラムに参加すべく準備をしている。渡航に関する手続きはほぼ終了した。おもしろかったのは、ビザの取得手続きをしたことだ。このところほとんどの国でビザが要らなくなっているが、ロシアは未だビザがいる。先方からの招待状とホテルの宿泊確認をもらって、それを持ってロシア領事館に行って手続きをするのだ。最寄りのロシア領事館は大阪府豊中市にある。茨木にしばらく住んでいてあのあたりを知らないわけでもなかったがこんなところに領事館があったなんて初めて知った。
ちょっと緊張気味で着くと門のところに警官が立っている。用件を告げて門を開けてもらって入ることになっている。なんとも物々しい。ビザセクションに入ると日本に住んでおられるロシアの方達が数人おられた。係官ももちろんロシア人。すでに異国気分で一足先にロシア旅行をした気分だった。係の方は気さくで笑顔がよい。書類を見せると問題なく受け付けてくれた。2週間後にビザは交付され、先日受け取りに行ってきた。よい経験になった。
フォーラムでは、仏教カウンセリングについて自分の体験を通して発表することにしている。これからそれらのまとめに入っていかなければならない。一度イギリスで発表しているのでまったく何もわからないというわけではないが、なんとも新鮮な気分である。30カ国近くから集まるらしい。すでに親しい友人もいる。次第にわくわくし始めている。
参考までにフォーラムのウェブサイトをリンクします。ここ。イギリスの旗をクリックすれば英語に変わります。
春の胎動を感じる写真を2枚。妹からいただいたもの。
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