無事に帰りました
18日(水)に無事に戻ってきた。まずは報告まで・・・。
順調な旅だったがいろんな人に会って、考え方やアプローチの違いにもふれて結構疲れたのは事実。それにしてもヨーロッパの人って活動的。「動く」文化だなと改めて思った。それに引き替えこちらは「静」の文化かなと痛感する。もちろん比較の話しだけれど・・・。これは音楽の違いにもよく現れている。ヨーロッパ音楽はとにかく動的で激しい。日本の音楽はこころがどんどん落ち着いていく。
そのこちらの目から見るとアクションにこうもこだわるのかと改めて驚いた次第である。仏教は紛れもなくこの私に「深い自覚」をもたらしてくれる教えで、「静」の文化の象徴のような気がするけれど、そこに「動」を持ち込もうとする。西洋では宗教は行動の指針を示すものだという。どうもよくわからない。それでは仏教ではなくなるのではないかと・・・。また、「動」中心の西洋文化が特に19世紀、20世紀と世界を戦争状態に導いてきたのではないかとも思う。今もそれが進行中で、これまたその混乱の一渦を作ることにならなければよいのにとしんどい思いになったことも事実だ。
これだけ書いたら何のことかわからないと思うけれどともかく今回の滞在で強く思ったことである。違和感が強く残る旅であった。
予定通りプレゼンテーションも行った。あまりの考え方の違いにどうしようかちょっと迷ったが行うことにした。ずいぶんとインパクトがあったようだった。思い切って行った甲斐はあったかと思う。こちらにも大きな刺激のあった旅で良い体験になったと思っている。違いに触れて逆に自分自身にも気づけた旅でもあった。
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お帰りなさい。異文化といえば、このお写真のお馬さんのしっぽもずいぶんと太いような。 ふさふさですね。 でもかわいいね。
投稿: tomato | 2011年5月27日 (金) 22時02分