12月のD-pca研究会-参画的な運営に!
昨日、12月2日(金)は、D-pca研究会。前回から大幅に進め方を変えた。私中心ではなく、もっと参画的に進めるようにした。最初にミーティングをする。「困っていること」、「プラン、やりたいこと」、「分かち合い」という3つの項目を立て、発言したい人はサインをする。そして、そのサインに基づいて発言していってもらう。出てきたプランを今度は時系列に関連するように並べる。そうすると、その日のプランが参画的に出来上がるという仕組みだ。もちろん、私もその一員としてプランを提案出来る。どのようなことが上がったかはちょっと述べられないけれど、それぞれ気になっていることや聞いて欲しいことを発言されていき、ロールプレイなども試みた。まことに自然な流れで進み、それぞれが満足できる。風通しがよくて良いなかなか感じだ。これは、Los Angelesにあるalternative school, Play Mountain Placeでモーニングミーティングとして試みられているものを参考にして展開したものだ。今は終わっているが、1990年から15年ほど「大人のための体験フリースクール」として試みを重ねた。
PCAが他の心理療法とちょっと違うのは、このような参画とか自由といった人間の意志を尊重し、それを否定しないでさらに伸長しようとしていくところに大きな特徴があるが、これもこの考え方に沿っている。すべての人はその人生を深く自分自身で過ごしたい。これは人間の基本的欲求であると思うことしきりである。まさに「自燈明、法燈明」の世界がここに展開できると思っている。
次回は、1月6日(金)、1時半から4時半まで。場所は龍谷大学大宮学舎である。いよいよ年が明けるのか!来年は新しい試みを進めるつもりである。
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