D-pcaの集い企画中
真宗と人間中心のアプローチと交流から生まれてくる集い、「D-pcaの集い」を企画し始めています。どのようにこの集いを表現し、何をねらいとするか・・・。言葉で表現するのは難しいです。とはいえ、そうしてみてはじめて動いていけるものとも思います。「真宗聴聞の集い」なのか「出会いグループ」の集いなのか、はたまた、それらを複合した集いなのか・・。もちろん複合には違いはないのですが、どう複合されるのか。表現の難しいところです。
ひとまず、それに最も近いと思われる真宗カウンセリング研究会が主催されていた「聞法の集い」の西光義敞先生の表現を当たってみました。「真宗カウンセリング研究会1996年度活動プログラム」より引用します。
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この集いは、「人」と「自己」と「法」との、新たな出合いを求めて企画されるものです。「聞法」は「もんぼう」と読み、「真実を聞く」ということですが、真実は「念仏」に集約される教法として、私たちに与えられています。直接的な人格的交流を通して、教法の心をたずねあい、個を超えた普遍的な真実を求めあっていきます。
一方的な説教を聞いて、仏教の知的理解を深めるだけのものでもなく、また、話し合いを通して、人間的な感情交流を深めるというたげのものでもありません。そういう意味で、従来の説教法座の枠を破るとともに、心理学的な「出会いグループ」の性格を超える集いをめざしています。
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「人格的交流を通して教法の心をたずね」あう、「説教法座の枠を超えた」、「心理学的な出会いグループの性格を超える」あたりが鍵ですね。
D-pcaの集いは、今生事の心理・社会的な問題も扱うので、そういう意味では、「聞法の集い」をも超えるものになるのかも知れません。となると・・・・。ますます広くなっちゃう。ま、ともかく実践してみることも肝要。
次はマズローの三角形の参照かな。
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