6月のD-pca研究会
先日、23日(金)は、京都にて月例D-pca研究会。新しい人達も来られてちょっと新鮮な気分。オープニング・ミーティングでプラン、分かち合いをして、進めていく。
まずは、継続して行っている西光義敞先生の『入門・真宗カウンセリング』の輪読。今回から第2章「生きとし生けるもの」に入る。お釈迦様の「ああ哀れ、いきものは食みあう」が、この章のこころ。お釈迦様はたんに生き物を殺してはいけないということを教えられているのではなく、衆生(私)の根本的な姿、私が生きるということは、生き物の命を奪うこと。それをどうとらえ、理屈をつけるにしろ厳然としたその事実がある。そこからは逃れられない。仮に今生で命を絶っても、また次生で命を奪って形を変えて現れ、またそれを繰り返す。前生から延々とその連環が続いている。そこを確認しあう。とはいえ、それをはねのけようとする衆生の心があることも見せていただく。
その後は、メンバーが日頃気になっていることを出して、皆で意見を出しあった。死刑、死刑制度のことがその中心となった。
いつものように真摯なヤリトリが続く、充実した集いであった。
次回は、7月12日(水)10時から・・・。(私の海外出張によりイレギュラーになっています)。
ホームページ→http://chodr.ptu.jp/Dpcakenkyukai.htm
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