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2019年12月27日 (金)

12月のD-pca研究会-「妙好人」、「消し失わずして転ずる」-

 京都での12月月例D-pca研究会。いつものオープニング・ミーティング。西光義敞『入門 真宗カウンセリング』札幌カウンセリング研究会編の輪読、西本願寺発行の英文パンフレットを読むという2つのプランが出た。分かち合いは私の近況について話す。D-pcaセンターの案内冊子が出来たこと、ウクライナでの発表をしたこと、京都でも研究会を始めることになったことを分かち合った。

 

P_20191227_120450 (西本願寺にて)

 輪読は(九)無根の信より「妙好人」、「消し失わずして転ずる」の項を読む。

 文字も読めないようなお百姓の中に法然上人や親鸞聖人の至り得た境地と同じような境地を生きた人がたくさん出ている。その道を開いて下さったのが法然上人や親鸞聖人であること。

「つゆほどの いいことあれば迷うのに まるで悪うてわしが幸せ」という言葉を味わう(P.207)。調べたところ妙好人新蔵の言葉のようだ。

 そうして西光先生の言葉が続く。「自力が邪魔して本願力、他力に救われる道がいつまでも閉ざされていただろうにという心が『つゆほどのいいことあれば迷うのに』ということ。『まるで悪うて』というのは、私の心はどこまで掘り下げてみても悪ばかり、掘り下げたら深いところで金の鉱脈に出会えるのかと思うて修行してきたけれども、そんなものではなかった。私の心はタドンのようなものであった。どこまで掘っても真っ黒、だから私の中には磨けば光り出すような仏性なんてないんだと。そのことを煩悩具足というじゃないですか」(西光p.203)。

 「そういうものを、人間を苦しめる煩悩、それあるが故に、いつまでも迷うていかなくてはならない原因となるところの煩悩を『消し失わず』、そのままもちながら、悟りの世界に転換できるような大きな力をたまわる」(西光P.207)。

 なんと力強い境地だろう。そんな大きな力を賜っているのだ。いつも自分に降り注いでいるのだ。まことに畏れ多いことである。

 その後は、西本願寺発行の英文パンフレットを読む。浄土真宗のみ教えの核心が端的に簡潔な英語で書かれている。改めてそれに感動したのであった。西本願寺国際センターの翻訳事業は本当に偉大だ。

 ということで、今年の研究会は終了。じっくり心持ちが出し合えた一時となった。次回は、2020年1月24日(金)1時半からである。→このページを参照して下さい。

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