京舞講演
大学を卒業した後、養護老人ホーム「京都老人ホーム」に就職した。その時に毎年招待があって入居されているご老人達をそこにお連れしたものだ。私の仕事になっていた。祇園甲部歌舞練場までお連れする。そのこともあって今回見に行くことにした。もちろん仕事なのでそんなに集中して見てはいなかったがあの雰囲気が見事に蘇ってきた。音の響き、華やかな舞台という具合だ。その思い出とがオーバーラップして懐かしくもあり新鮮な時間だった。
都をどりについては今回初めてその歴史や意味を知った。思えば、渋い、落ち着いた「をどり」だ。終わってからもその後味のよい余韻がずっと残っている。贅沢な時間だった。
京都花街は文化の中心でもあったのだ。伝統邦楽のおもしろさに目が行くこの頃でもある。今年は「都をどり」を見に行ってみようかな。
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