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2020年4月15日 (水)

4月相生でのD-pca研究会-「一致」-

 昨晩は相生でのD-pca研究会。まずはオープニング・ミーティング。「困っていること」、「プラン」、「分かち合い」それぞれの項目で意見が出る。やはりコロナに関することで持ちきりとなった。プランは継続している西光義敞『暮らしの中のカウンセリング-育ち合う人間関係-』有斐閣の輪読である。その後はそれぞれの思いを共有しあった。

 輪読は第2章「ふれあい育ち合う人間関係の核心はきわめて簡明である」から第3節「カウンセリングを成功させる条件は何か」、「一致」の項を読んで行った。

 有名な中核3条件の中の1つだ。というより「本質中の本質」(p.61)である。私もその通りだと思う。これが無くては次の条件、「無条件の肯定的配慮」、「共感的理解」に進んでいかない。それは、

「経験と意識(その経験に気づいていること)とが正確にあい応じていること、さらにいえば、経験と意識と伝達との間に一貫性があること、またはゆがみがないこと(p.61)」である。カウンセラーが「ありのままである」こと、「透明である」こととも言い換えていける。カウンセラーからただ一種の情報が送られていることが大事なのだ。(p.63)

 うん?これって意外とわかりにくい。経験って何なんだろう。経験過程ともいう。「体験」、「体験過程」ということの方が多い。ロジャーズはこのことを次の言葉で言っている。

「これは、セラピストが今、この瞬間に自らに流れている気持ちや態度に開かれているという意味である。『透明』という言葉がこの条件の趣を表している。今ここにおいてお腹のレベルで体験されつつあることと、それに気づくことと、クライエントに表現することとの間がぴったりと合う、つまり、一致が存在することである。」("A Way of Being" より山下訳)

 そう、刻々と流れている感情なのである。「気持ち」ということになる。その流れ(過程)に流れのままに気づいていっているということになる。この「経験(体験)」という言葉はテクニカル・タームで厳密にはそういう意味になる。今回はそのあたりを押さえた。簡単なようで意外と理解が難しいようにも思う。

 その後はそれぞれ自分の日常の体験と照らし合わせながらそれぞれの思いを共有した。

 このコロナ騒ぎの中で本当にこちらの心が揺らされる。改めて感じた次第だ。

次回は、5月12日(火)午後7時半から9時半まで。関心のある方はどうぞお越し下さい。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~yamakaz/Dpcakenkyukai.htm

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