聖典講座とエンカウンターグループ-Zoomで距離を超越した一日-
先日13日(日)。午後からは浄土真宗華光会の聖典講座。夜10時からは国際エンカウンターグループ。どちらともZoomで行う。自宅に居ながら距離を超えていろんな人たちに会えるのはやはりおもしろい。一方通行ではなくヤリトリ出来るのがいい。
まずは、聖典講座。今回から「御伝鈔」の講読が始まった。本願寺第三世宗主「覚如」上人が書かれたものである。伝絵(でんね)として掛け軸や絵巻になっている。
今回はそれに先だってその全体構成、つまり親鸞聖人の御一生、そして著者覚如上人について講義されていった。覚如上人の生涯、著作物が話されていった。覚如上人は実質的に本願寺を創始された方である。そのご苦労と探求の後がよくわかった。5歳ですでに仏門に入られて8歳で聖典修学をされている。まさに天才である。各地に足を運んで学修もされている。その周到なご努力に心を打たれた。「信心正因・称名報恩」という教学の礎をつくられた方である。また真宗の正義・邪義を明確にされた方でもある。その功績のすごさを思った。これが人を通して私にも届いてきたのである。また、晩年は貧乏ぐらしをされたことも印象に残った。正義を立てるというのは厳しく、難しいものだ。今後の講義が楽しみである。
夜は国際エンカウンターグループ。ブラジル、アルゼンチン、アメリカ、イタリア、ドイツ、そして日本(私)の人たちが一同に集まる。ひとつのディスプレイ上に集まるのだ。まさに新しい感覚だ。週1回行われている。私は確か3回目か4回目になる。それぞれの思い、気持ちが共有されていくのがすごい。まさにエンカウンターグループがここに存在している。終了は深夜0時となった。
とこんな1日。Zoomがすっかり日常になり、その道具を通してPCAと仏教(特に真宗)に出会った1日であった。いよいよおもしろい世の中となった。
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