Zoomマラソン-聖典講座、ふたつのエンカウンターグループ-
昨日は日曜日。丸一日Zoomの日となった。午前中は息子が帰っていたので半沢直樹のビデオを一緒に見た。これは前座。その後2つのエンカウンターグループが続いた。終わるのは真夜中だった。
午後1時から5時は、浄土真宗華光会の聖典講座を聞く。演題は『御伝鈔』。第二段「吉水入室」の講義。親鸞聖人が比叡山を出られ法然聖人門下に入られたいきさつを描いたものである。「生死出ずる道」、つまり「後生の一大事」を求めて求道されていく姿が尊かった。それまでに様々に心の中で葛藤され、悩まれたことであろう。今回は御伝鈔だけではなく恵信尼公の手紙なども併せて読まれた。娘様に向かって親鸞聖人の心の中を具体的に書かれていることがこれまた尊かった。「後世を祈る」、「後世たすからん道」と後生の一大事を求められていることがよくわかった。思えばこれは当時は当たり前の事だったのかもしれない。
そして、午後7時半から10時は、イギリス在住のPCAの友人から招待を受けて彼が主催しているエンカウンターグループに参加させてもらった。まったく初対面の人たちでどうなるかと思ったが次第次第に心が通い合い英語という言葉にもかかわらず親近感が湧いてくるのがおもしろかった。心地よい後味が残るのが印象的だった。
さらに続いて、午後10時から夜中12時までは、ブラジルのこれまたPCAの友人達が主催されているグループへの参加。これはブラジル、アルゼンチンの人たちが多い。今までも何回かここに書いている。昨今の政治情勢、同性愛のことが語られていった。これらについては日本の文化はどうもちがったところにあり、別の文化圏に住んでいるなということを間近に感じた。カトリシズムでは同性愛は罪である。それらについても確認した。とはいいながら、その人達の人間性を感じることとなり、私の視野が広がるとても豊かな時間であった。
思えば、一日でいろんな言語も体験した。日本語、イギリス英語、アメリカ英語、スペイン語、ポルトガル語、はたまたフランス語、イタリア語・・・・。私がわかるのはもちろん日本語と英語だがその他の言語も次第にキャッチする単語が増えて行っているのがおもしろい。まさに今まで参加してきた国際PCAフォーラムでの出会いがこうした機会を作ってきているのだと思った。幸運な私である。
ただひとつ残念だったのは朝から好天の日曜日。その日差しに当たることができなかったのは残念だったが・・(笑)。
というわけで、もう夜中の12時。Zoomはおもしろい。少し興奮していたので寝付くのが遅くなったがよく眠れた夜であった。
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