皆生・大山・大田・出雲の旅
鳥取・島根方面に旅行していました。大山、皆生温泉、大田、出雲と自動車での旅行でした。
雄大な大山。往き道は雲の中でした。逆にそれは幻想的でよかったです。大山を通り、皆生温泉に宿泊。まさにシーフロントのホテル。綺麗な海で少し泳ぎました。久しぶりで楽しかった。ホテルはもちろん温泉。少々熱かった。夕食は料理長お任せ。リーズナブルな値段でそれぞれに工夫されていてゆっくりと味わうことが出来ました。スタッフの方達の気遣いもうれしかった。
次の日は境港を通り美保関へ。ここも雨でした。神の里という雰囲気がします。時折、青空も出て、これが雲と交わり、幻想的な雰囲気でした。
そのまま出雲方面へ車を走らす。宍道湖を見ながら大田まで西へ移動。道中に立ち寄った道の駅「キララ多岐」から見た日本海は美保関とはうってかわってそれこそキラキラ輝いて美しかった。
多岐からしばらく走って大田市温泉津(ゆのつ)に着く。ここは妙好人浅原才市さんが生活されていたところ。地元の人たちが像を造られていてそこにお参りしてきました。例の角のある像です。才市さんの希望だったそうです。また実家の前も訪れました。ここは静かな静かな町。温泉と漁村でした。まさに普通の生活をしておられたのでした。穏やかな表情がとても心を打ちました。角とが対照的。まさに阿弥陀仏のお目当てはここなのでした。
そこから東へ引き返し出雲大社のホテルに泊まりました。共立リゾートがマネージしているホテル。和室の良さとホテルのミックスがおもしろい。食事はブッフェスタイル。まさに温泉旅館の新スタイルを思わされた。若い人が多かった。私にはブッフェスタイルはどうもなじめない。やはり昔ながらの旅館スタッフの心遣いが好きだ。折角なのだからこちらが動かずにゆっくりしたい。お風呂は綺麗で素晴らしかった。鉄分を含んだ湯で心から暖まることが出来た。
翌日は出雲大社にお参り。その後島根県立古代出雲歴史博物館に行く。古代学はずいぶん変わってきている。その当時の豊かな精神性と技術を思わされる。ここはまさに神話のふるさと。ビデオをも見て不思議な雰囲気がある。まさにパワースポットなのかもしれない。
博物館見学を終えていよいよ帰途につく。途中もう一度大山を見たくなった。そうここは学生時代の思い出の地なのだ。香取と言うところがある。戦後香川県の人たちが開拓・入植されたところ。双方の名を取って香取(かとり)と名付けられた。川喜田二郎氏主催の移動大学にスタッフとして参画し、KJ法の実習と創造的教育のあり方を体験したところだ。ここで3週間のテント生活をしながらの体験だった。大きな経験だった。その香取の地を見たくなった。懐かしかった。そうして大山に戻ったら雲が晴れている。桝水高原からはなんと雄大な大山が広々と見えている。ほんとラッキーだった。初日とのコントラストがすごかった。(右の写真は蒜山高原)
かくして夕方には無事に帰宅。山あり海あり仏あり神あり・・・。そしてリフレッシュ。いい旅行だった。
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