改めて事の複雑さを思う-ため息-
植草一秀氏のブログから知ってこの映画を見た。「ウクライナ・オン・ファイヤー」。想像以上に衝撃的な映画だった。監督はあの「JFK」のオリバー・ストーン氏であった。
ウクライナの問題はアメリカがずいぶん関わっている。アメリカによって作り出されていると言ってもよいのではないか。とんでもない情報戦が行われているのだ。ネオ・ナチがここに関わっているともこの映画で指摘されている。
また、彼の地は西と東の通り道にあって過去から紛争の地になってきたこともよくわかった。その大変さは私の想像を絶するものだと思う。欧米というのはまさに戦いの地なのだ。ここでの舵取りはとても難しいものになるだろう。もちろん日本も大変なのだけれど・・。江戸末期からの日本人は本当によくやって来たと思う。
それにしてもマスメディアの一方的な報道には改めて驚く。「悪のロシア」キャンペーンだ。決して鵜呑みにしないこと。それはアメリカによってコントロールされている。情報戦の道具になっている。その意図を理解するのには役に立つが・・・。そのことを肝に銘じておく必要があらためてあると痛感した。またこれらは日本自体がそれを選択してきたということでもある。残念ながらこれは現実的な選択でもあるように思われる。
また、このビデオ(バイデン氏の演説)にも改めて驚く。最初の一分間で気が引いてしまう。「freedomの勝利」、「民主主義の勝利」とこれほどまでに拍手喝采する人達には本当に驚く。これは映画やドラマの一シーンではないのだ。実際に人が死んでいる大変なことなのに・・・。まるでfreedomという名の拘束、圧力である。
註:ちなみに「ウインター・オン・ファイヤー ウクライナ自由への闘い」という紛らわしい映画も出来ている。本文で述べている映画名で検索するとこれも出てくる。なんともその用意周到さにも驚く。
まさに「煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界」である。そこに末通るものは何もない。もちろん私自身を含んでのことである。
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