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2022年5月11日 (水)

5月D-pca研究会-今後のD-pca探求-

 昨晩は5月D-pca研究会。いつものようにオープニング・ミーティングから。「困っていること」、「分かち合い」では日常生活のことが出された(詳細は割愛)。「プラン」は、「D-pca探求について思っている事を語りたい」、「今後の輪読について話し合う」が出された。

 

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 「今後のD-pca探求」というテーマで話しをさせていただいた。今回は詳細よりも問題提起ということである。

 

要点は次の如くである。

 

1. D-pcaカウンセリングの探求

 これは西光義敞先生のモデルではA型にあたる。真宗に特に興味があってというより日常生活のことで行き詰まっていることがあり、それをめぐって展開するカウンセリングである。ほとんどがこのケースになる。これをD-pcaカウンセリングと呼びたくなってきている。すでにいくつか事例が整ってきている。その事例探求を進めていくということになる。その中からクライエントがどう変化していくのか明らかにしていく。どうやらD-pcaカウンセリングに独自のものがあるような思いがしてきている。それは従来の成長モデルとは異なっている。何かある高めた方向に変化していくというより、より自分の中に入っていくということになろうか。「本来の自己に戻ること」。これがキーワードのように思う。

 

 そうしてそれを促進するD-pcaカウンセラーのあり方がある。これについては探求を進めてきているがそれに検討を重ねてより的確化していくということになろうか。現在のところ、「仏法(名号)を基盤に、『法・自己一致』、『法・無条件の肯定的配慮』、『六識への内部準拠枠にもとづいた理解』、『二重の配慮』」という言葉で表している。

 

2. D-pcaの人間モデルを明らかにする。

 D-pcaに独自の人間観がある。PCAでもなく仏法だけでもない両者が交流しあったところに生まれてくる独自の人間観である。これは西洋心理学を含みつつ、それとも明らかに違うものが展開されていくのではないかと思われる。

 

   PCAにおける成長について再認識する。それは「一致」ということになるのではないか。さらに、真宗においてはその究極的目的は本願を聞いて浄土に往生して仏陀に成るということになる。そこには煩悩性とそれに差し向けられている本願力を深く信ずるということになる。それが一人の人間の上に実際のめざめとして起きる。

 

 双方にそういう特徴がありつつ、欠けている面もある。PCAでは人間の無明性、煩悩性という観点はない。一方真宗ではその教えが具体的にそれぞれの人の上にどう展開していくのかという探求が不十分である。また信心獲得かそうでないかという大きく深くもありながら、とても現代社会における自分とかけ離れたものを扱っていて人々にピンときにくいという点もある。

 

 この両者が交流し合って「真に人間になる、あるいは真に人間であるとはどういうことか」が明らかにしていけたらよいと思う。

 

3. 求道・聞法への援助(教人信)の体験を積む。

 これは西光モデルではC型ということになる。今の私にはこの御縁はあまりない。今後この御縁が整っていくといいと思っている。

 

 この3点だが当面1.のD-pcaカウンセリングについて事例研究を通して明らかにしていくことに取り組んでいきたい。私の持ち味はここにあるように思われる。

 

 じっくり話せて、じっくり聞いていただいてとても充実していた。それを通してPCAをめぐって、真宗をめぐって、D-pcaをめぐってそれぞれの思いや体験を自由に出し合えて楽しい時間であった。

 

 次回は、6月14日(火)午後7時半~9時半。場所は当センター。今後の輪読について話し合う予定である。詳しくはこのページを参照して下さい。

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