悲しい現実が続くが・・・。
そういえばFacebookからロシアの友人達の投稿がぐんと減ってきているように思う。2010年の国際PCA ForumをきっかけにFacebookでの国際的なやりとりは私の大事なものの1つであった。それなのになんだか寂しい今日この頃である。もっと身近なところではロシア産のサーモンが生協店頭から無くなり、アメリカ産やチリ産になってしまった。もちろん高くなっている。
(モスクワ川から見た夕陽)
誕生日メッセージをきっかけに久しぶりにロシアの友人とSkypeで話した。Zoomは支払い等の関係で制限がかかってきているとのこと。またFacebookも使いにくくなってきているとのことだ。Facebookがロシアに不利になるように制限をかけてきているし(→関連投稿)ロシア政府もそれに反応しているようだ(→参照記事)。久しぶりのSkype、使い勝手が変わっているのに驚いた。
友人とのやりとりは楽しかった。お互い充実した生活を行っていることを確認した。当然、話題はウクライナのことになる。双方(欧米とロシア)がお互いに批判しあうとても悲しい環境になっている。もちろん日本は欧米側陣営になる。問題はロシアとウクライナだけの問題ではない。アメリカ、ヨーロッパがそれに絡んでいるのだ。問題は白と黒で分けられるような単純なものではない。こんな形で情報が行き渡らないとますますそれが加速していく。そんなことを確認し合った。
もし私が2010年にモスクワでの国際PCAフォーラムに参加していなかったら、友人を通して3回もモスクワ滞在をしなかったらほんと簡単にロシア=悪の見方をしていただろう。正直最初のロシア訪問は交流してみるまで少々怖かったから。知らないことがその要因だ。また、彼もフォーラムでの交流がなかったら、私の家に来なかったら欧米=悪の見方をしていただろう。できるだけ双方の情報を集めるようにしている。そんなことを話した。同時に私のロシア・ウクライナ問題についてのスタンスも確認出来たように思う。
そして、今のモスクワは当時(2017)のように安定しているか(→関連投稿)と聞いたら、やはりそうだという。モスクワだけではなくロシアはよく回っているとのこと。まさに想像通りだ。そのことを確認出来たのがうれしかった。
コロナから始まってまったく思いもしなかったおかしなことばかりが起きている世界だ。そんな中でこういう機会をもらっていることはかけがえのない大事な事だと思う。
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コメント
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Kazuoの自己コメントです。
ロシア産サーモンが生協の店頭に上がっていました。制裁といっているけれども実際のところはどう動いているのかわかりませんね。
投稿: Kazuo | 2022年6月29日 (水) 10時27分