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先日の日曜日(11日)、高校時代の先輩小野剛蔵さんのサロンコンサートに行く。大阪八尾市でギター・サロンを開催し定期的に演奏会を開いておられる。クラシック・ギターの生演奏にうっとりとした一時を過ごした。タッチが美しい。プレゼンスが違う。やはり生の音に勝るものはない。その後CDやYoutubeで聞いたらそれはまったく違う世界だと改めて思う。小野さん独特の暖かい音色はますます円熟。人柄そのものを表している。
ギター・マンドリン合奏に明け暮れた高校当時を思い出すのもこれまたうれしい。再度弾いてみようと思って鳴らすのだが・・・。指はもう思うようには動かない。しばし忍耐が必要だな。数ヶ月に一回の楽しみだ。次は12月。
先日は大阪泊。おなじみの小野剛蔵さんのクラシック・ギターコンサートに寄った後、息子と会い、大阪に泊まった。次の日は四天王寺を訪れた。前回はすごい雨で断念したので再挑戦。いい天気だったがそのぶん暑かった。
鈴木大拙師『日本的霊性』岩波文庫は本当に面白かった。自覚が深められた。これまた言葉にするのが難しい。それは「信」という深い個人的でありながらも普遍性を持つ体験と関わっているからだ。だから言葉にしないのも勿体ない。ひとまず書き記しておきたい。
しばらくぶりの投稿。あっという間に10日間が経ってしまった。その間にしていたこと。鈴木大拙『日本的霊性』岩波文庫を読んでいたのだ。きっかけはロシアでのカンファレンスに向けて内容を考えていく内にこの浄土真宗の御法がとても日本的なのではないかと思ったことにある。
師の著書は以前に読んだことがあったがそれを思いだしもっと丁寧に読みはじめてみた。そうするとこれが面白いのなんの・・。ひとつひとつがとても深くて到底さっと読めるものではない。区切りながらひとつひとつ読んでいったらここまで日が経っていた。
師は禅の紹介で世界的に知られた人であるが一方浄土教にも大変詳しい。禅の深い体験と真宗の体験とが見事に統合されてそこからほとばしる師のことばは融通無碍。没頭してしまった。感想はまた後日もう少し発酵してきた上で書くことにしたい。
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