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2022年10月25日 (火)

ここ一週間の私-仏法とPCA-

 先週行った「D-pcaの集い」から一週間があっという間に経った。様々なことが連続した。どれもこれもPCA、仏教に関わることばかりだった。目は内に向かっていた。つっこみになってしまって申し訳ないけれど順番に書いていくことにしよう。

 

 順番に上げていくと・・・。

 

18日(火)

1. ロシアでのカンファレンスの後コンサルテーションを受けたいという希望があり、とてもうれしくて請けることにした。もちろんZoomで行う。修士課程でPCAを専攻している学生だ。英語が出来る友人をはさんで、ロシア語→英語、英語→ロシア語の繰り返しで進んでいく。彼女の思いが話された後、希望でカウンセリング・デモンストレーションを行う。結構集中して大変だったがとにかく一生懸命に聞いた。とても沈黙の多いセッションで彼女の内面にグッと入っていくセッションだった。「見かけ上は何も起きていないが内面で大きなことが起きている。嵐のようだ」と話していた。沈黙の中で彼女の顔が真っ赤になり、その様子がよくわかった。今まで味わったことのない体験だったという。カウンセラーはもっと働きかけるものだと思っていたというのだ。まさに不思議な時間であった。私は私でD-pcaカウンセリングの特徴をまざまざと思わされた時間だった。そう、このアプローチは内面で大きな動きが起きるのである。

 

2. その夜はD-pca研究会。輪読を進める。これについては別の記事に改めて報告しようと思う。

 

19日(水)

3. 法林寺三輪さんの紹介で声明を聴きにいった。文殊讃と呼ばれている。場所は新宮の寶林寺さん。思えばこの地域にはほうりんじさんが幾つかある。これも面白い。そこに代々伝わっている声明の復元講演である。母音が揺れる中でとうとうとした法の動きが感じられてほんと穏やかで深い一時であった。この播磨の地はほんと仏縁豊かなところである。知らないことばかりなのだ。

 

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4. その夜はUK(イギリス)に一気に飛ぶ。キャロライン・ブレイジャーさんの仏教心理学(Buddhist Pshychology)講座の最終回だ。四諦(Four Noble Truth)について詳しく話された。苦・集・滅・道だが基本語句をパーリー語で紹介されていく。これは私にはほんと新鮮だった。時々混線してわからなくなって休憩時間にインターネットを見ながら漢語に当てて理解していった。私達日本に仏教は中国語(古代中国語)で伝わっていったがヨーロッパ特にイギリスにはパーリー語やサンスクリット語で伝わっていったのである。そんなことを実感出来たのが刺激的だった。南伝が中心になっているので特に五蘊盛苦において少し解釈の違いを感じたが本筋は違っていない。これがまた新鮮だった。機会があれば別記事でまた書きたい。

 

20日(木)

5. 午前中はカリフォリニア・ラホイヤに一気に飛ぶ。これはCSPで定期的に行われているエンカウンターグループ。まさに老舗のラホイヤ・ブログラムのファシリテーターを行われてきたWill Stillwill さんがお世話をされている。今度は一気にアメリカ英語。この違いがまた面白い。私もここしばらくの私を表現したし、メンバーも日々の思いを出していく。お互い触れ合い共鳴していくのが面白い。

 

6. 夜はワイガヤ・リトリートグループである。これは月例で法林寺さんで行っている。今度は一気に日本だ。都合で会場は当センターになった。これまたじっくりと思いを共有し合ってよかった。内容はもちろん割愛する。

 

 こんなことが続いた。豊かで刺激的な時間だった。まさに私の内面にも豊かな嵐が吹いた。思えば仏法、PCAとそこに満たされている自分を思う。Zoomで世界中を一気に旅したのも自分でもびっくりするぐらいの時間だった。エネルギーが充満していた。

 

 そして、22日(土)、23日(日)は息子が家に帰ってきていた。結構いろんな話しが出来て、交流も出来てよかった。親がいうのもなんだが立派な大人になったなと感慨深かった。

 

 ほんと豊かな時間を過ごさせていただいた。昨日は休憩。S660でドライブ。よい気分転換になった。今日からまた仕事モード。ADPCA(Association for Development of Person-Centered Approach)から頼まれたニュースレターの〆切りが来週に迫っている。それに取りかからなくてはならない。日本語で書けるのがいい。英語に翻訳して下さるそうだ。これも光栄なことである。お題は「私の中に生きるPCA」。ほんとPCAは私の人生そのものになった。

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