キャロライン・ブレイジャーさん仏教心理学入門講座-毎回が新鮮-
ここしばらくのマイブームの一つにキャロライン・ブレイジャーさん主催の仏教心理学講座を受講しているというのがある。キャロラインさんは16年前にデイビッド・ブレイジャーさんと共に日本に来られ、西光義敞先生との対談交流会をお世話して以来の交流である。その後、イギリスで開かれたリビング・ブッディズム・ワークショップにも参加した。また直近では数年前に西本願寺で得度を受けられ、その折に京都で会食をしたこともある。ふと思いついて連続講座を受講することにした。もちろんZoomでの受講になる。
全部で5回シリーズ。3回目が昨晩終了した。毎回仏教の基本的な教えが克明に紹介される。その博識に改めて敬意を表する。すごい。書物だけではなく現地に身を置いて探求を続けられているところに敬服する。
内容は私としては初めてのことではないが日本語・漢語で慣れ親しんだ仏教の基本的な教えが英語でかたられていくところが新鮮で面白い。ああ、このことはこういうのかととても刺激になる。
また、改めて日本に目が向くのも面白い。ああそうなんだ。私達の生活、日本文化は本当に仏教に彩られていて仏教そのものなのだというのに改めて気づく。真宗、観音様、菩薩様、地蔵菩薩様などなど。普段の生活一コマ一コマに改めて思いをいたす。思えば社会のいたるところに仏教が習慣となって根づいていてそれが日本人の心の安定に大きな作用を及ぼしていることがよくわかる。
問題はこれらがあまりにも当たり前になっていてその大事さに気づかないところにあるのではないかと思う。西洋の人達の鏡を通して改めて自文化の大事さに気づく。そんな時間になっている。
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