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2022年12月30日 (金)

来年はどんな年になるやら-今年を振り返ってみました-

 いよいよ年末年始モード。我が家も家族で一緒に一週間ほどを過ごします。ずいぶん変わって来たとはいえやはり日本の風習だなと思います。欧米の人達はクリスマスが中心。それまでが年末モードで以降が年始モードになるようです。かつてロサンジェルスでインターンをしていたとき2日から急に仕事が始まることにとても驚いたことがありました。今年一年を振り返ってみたいと思います。思わず長くなってしまいました。

 

 なんといっても煩わしかったのは相変わらず続くコロナ。病院や社会福祉施設ではさぞ対応に困られてきたことと思います。親との面会が出来ずに親子ともども孤独と緊張の生活を送られたことと思います。私に縁のある人達もそのことに心を煩わされておられました。

 

 そしてマスク着用。マスク警察みたいな雰囲気にもなってほんと窮屈な社会生活です。マスクをしていると脳に送られる酸素量が減っているのがよくわかります。また十分に呼気が排気できずなんともうっとうしい感じになります。特にこの排気の問題は大きいと思います。すごいマスク普及率にもかかわらず感染者が増大するという現象にまったく疑問が呈されないのが実におかしいです。

 

 そしてワクチン。なんと今では5回目の接種が行われています。未だに夕方の町内放送では「ワクチンの積極的接種」を呼びかけています。これまたワクチン普及率があがっても感染が減るどころか増えるという現象が起きています。ワクチンを接種した人達が次々とコロナに罹っています。これにも専門家の間で疑問が呈されないのが不思議といえば不思議。おかしすぎます。

 

 このワクチンも決して平和なものではない。腕の痛みはもとより発熱する人の多いこと。ほとんどと言ってよいのではないか。私の周りでもそうです。それ以外に皮膚症状や体のだるさが起きています。亡くなられた方々もいます。こんなに副反応の多いワクチンは未だかつてなかったのではないでしょうか。これにも疑問が出されることはなく、それどころか発熱は軽微な副反応として見なされてしまっています。

 

 そんな中で私はワクチンを打たずにいます。コロナの症状もなく元気に一年を過ごすことが出来ました。

 

 とはいえ、これもそろそろ収束かと思います。新春には5類に分類されるようです。ま、希望的観測かもしませんが・・。

 

 ともかくこの問題はコロナというウイルスが悪さをしてというのではなく、その取り方、認識の仕方があまりにも一面的で現実にそぐわず、そのことで私達が悩まされてきた。実際に多大の社会的被害が起きてきた。つまり高度に専門化した人達の狭い認識が一人歩きし、それに執着して専門家自身が苦しみ、私達が悩まされる。そういう事だと思っています。いわば五蘊盛苦の最たるものだと思っています。

 

 次はウクライナ問題。これまた本当に心痛みます。毎朝流されるロシア侵攻のニュース。本当に一方的な報道ばかりが続いています。インターネットを駆使してなんとか情報を集めていくと量は少ないものの多角的な情報が集まってきます。それによると状況はとても複雑であることがわかってきます。マスコミの情報は本当に偏っているのです。

 

 私自身、PCAフォーラムを通してウクライナ、ロシア双方に知り合いがあり、懇意にしていただいていてこの状況は他人事ではなくとてもしんどいものでした。またPCAの人達がいとも簡単に偏った情報に反応しているのにもショックを受けました。

 

 こんな中でインターネット情報がかなり偏ってきていることにも直面しました。GoogleもYouTubeもFacebookもTwitterもU.S(いわゆるアメリカ合衆国)中心の情報にとても洗練された方法で操作され、真相が見えにくくなってきていましたし、今もそうなっています。ほんと工夫すれば多角的な情報は確かに集まりますが、それには努力と個別の関わりが必要だと改めて思いました。思えば、インターネット技術、SNS技術はすべてU.S.Aのものです。その利益中心に簡単に操作できるのです。私達は知らないうちにそれに染まってしまいます。スマホはそのための最強ツールです。改めてそれを思いました。

 

 こうして世界中が軍備増強になり、日本ももちろんそうです。あっという間に軍事予算が伸びていきました。まさに軍産複合体のなせる業なのです。資本は資本で意志を持ち始めたかのように見える。この事をマルクスは「資本の自己増殖機能」、「資本の物神的性格」と100年以上も前に言っています。地球上に紛争地域が常時必要なのです。恐ろしいことです。

 

 思えば、コロナ、ウクライナ紛争と二つとも似通ったところがあります。情報手段を駆使して反対意見を封じていくこと。事実を見ないようにしていくこと、科学の名で非科学的なことが進んでいくこと。巨大資本の利益追求が世界的に進んでいく事です。地球温暖化問題CO2原因説もこれと同様の事です。

 

 ほんと心煩わしい一年でありました。今年行われたイタリアでのPCAフォーラムにも参加出来ませんでした。

 

 けれども得たこともあります。日本にずっといて日本文化にじっくり目が向いたことです。この日本には生活に間を持たせるためのいろんな仕組みが文化として根づいている。人間関係のあり方にもそれを思います。また鈴木大拙師の「日本的霊性」を再確認し、法然・親鸞両上人が見つけられた浄土教が日本文化の根底にある。深いところで根底にある。そのようなことにも思いをいたしました。→参照1→参照2

 

 こんな中で体調を崩すことなく元気に過ごせたことは何よりです。経過観察中であった前立腺ガンも治癒と見なされました。またこのD-pcaの活動もしっかり続いてきたこともうれしいことです。私を利用して下さる人達がいる。こんな光栄なことはありません。

 

 常に常にお念仏の働きが根本にあることを改めて信知・感得いたします。

 

 それでは、よいお年を! 

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