2月法林寺輪読会-常に変わる世間のものさし-
昨日は法林寺輪読会。読んでいる本は西光義秀著『私のものさし仏のこころ』探求社。今回読んだところは「世間のものさし・仏法のものさし」(p.32-34)。
世間のものさしは常に変わる。また民族、地域の間でも違っている。個人をみてもそれぞれにものさしがあり、1人1人違う。本当に相対的なものだ。
このことについてそれぞれの体験が出された。実に多様なものだ。そして時の移り変わりによって常に変化している。私個人をみても子どもの頃に学んだものさしと今とではずいぶん変わっている。出し合うことで本当に末通らないなと改めて思わされる。
それに対して仏法のものさしは決して変わることはない。では一体仏法のものさしとはどんなものか。そこにもまた改めて思いをいたした。
一つ思うことは、すべては常に変わる。変わらないものは何もない。その真実を照らし続けているということで決して変わることはない。そんなことを思った。これをものさしといっていいものかどうかここは難しいところだが、そういう空を表しているのが仏法だなと改めて思う。
そうして空を空として観ずることのできない私、自分のものさしこそ絶対だと思う自分を改めて思う。
今回もいろんな思いを自由に出し合ったところが面白かった。と同時に今回のテーマはどうも重いなとも思った。この重さは一体どこから来るのだろう?
次回は、3月14日(火)13時半から15時半。楽しみである。
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