アナリーゼ研究会発表コンサート-次の楽しみへの扉が開いた-
先日日曜日(14日)は小野ギター研究所ギターサロンでの「アナリーゼ研究会発表コンサート」。アナリーゼとは楽曲分析と訳されている。小野氏の言葉を借りると「ざっくり申しあげると、目の前の楽譜から何をどのようにして感じ取り、それを如何に実際の音へ繋いで楽曲として仕上げていくかということを考える技法と思っていただければ幸いです。」(案内パンフレットより)。
小野氏の思いに賛同した方達が集まられて活動が始まった。全員がアマチュアである。コロナで中断していたけれどここに発表会として行われた。招待をいただいたので聞きに行ってきた。マンドリン3、ギター3のアンサンブル。
アマチュア?それは音楽とはあまり関係ない。丁寧な演奏がこころに残る。私には第1部のロジー、ラモー、テレマンが面白かった。この時代は対位法が主流。それぞれ独立した旋律が絡み1つの世界が展開していく。掛け合いが面白い。ラッキーなことに真真ん中の席に座ったのでそれぞれの動きがほんと手に取るようにわかった。コンサートミストレルが中心だが1人1人がキューを出しながら絡んでいく。これが聞いていて本当に楽しかった。
思えばこの時代は特に楽器指定はなかったようだ。そこにある楽器で自由に演奏されたようである。マンドリンとギターで本当にバロック時代の対位法が楽しめる。楽しかった。目から鱗が落ちるよう。ほんと私もやってみたくなった。ギターだと1人で楽しめるのも面白い。
とても親しみやすい雰囲気で音楽を楽しんでいるというのが伝わってきてこちらも楽しくなった。
ところで、今回高校時代の同期仲間が来ていた。会うのはほんと久しぶり。休憩時間や、終わった後に話しが弾んだのもうれしかった。彼女たちもマンドリンオーケストラの活動をしている。私も誘われ参加すると答えた。これまた私の人生の新しい一コマが始まりそうだ。音楽との出会いも大きい。人生残り少ないけれどこのやり残したことを楽しみたい。そんなことも思った。
それがスタートする不思議な時間でもあった。
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