鈴木大拙師『日本的霊性』に没頭していた10日間
しばらくぶりの投稿。あっという間に10日間が経ってしまった。その間にしていたこと。鈴木大拙『日本的霊性』岩波文庫を読んでいたのだ。きっかけはロシアでのカンファレンスに向けて内容を考えていく内にこの浄土真宗の御法がとても日本的なのではないかと思ったことにある。
師の著書は以前に読んだことがあったがそれを思いだしもっと丁寧に読みはじめてみた。そうするとこれが面白いのなんの・・。ひとつひとつがとても深くて到底さっと読めるものではない。区切りながらひとつひとつ読んでいったらここまで日が経っていた。
師は禅の紹介で世界的に知られた人であるが一方浄土教にも大変詳しい。禅の深い体験と真宗の体験とが見事に統合されてそこからほとばしる師のことばは融通無碍。没頭してしまった。感想はまた後日もう少し発酵してきた上で書くことにしたい。
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