D-pca/真宗カウンセリングの特質・「二重の配慮」-抜き書きノート-
D-pcaの実践をどのように言葉にして整理しようか。PCAと仏法(真宗)、そもそも根底的に異なるものを扱っている両者が交流しているD-pcaにおいてこれは私の課題であり続けている。あるひとつの感覚が確かにあるのだが言葉にするのは結構むずかしい。
ここで心にとまったのが西光義敞先生の「二重の配慮」あるいは「配慮の二重性」である。「心理的配慮」と「霊性的配慮」である。この二重の配慮がD-pca援助者に存在している。
もちろん以前から目にしていたものであるが、その時は、構造に目を向け「二重関係」ととらえていた。が、実践的な方向へ目を向けてみると「配慮」ということになる。今、ここで改めて私の心に止まった。
まずは、西光義敞『育ち合う人間関係-真宗とカウンセリングの出会いと交流』本願寺出版社 よりそのまま抜き書きする。今後稿を改めて自分の言葉で表現してみたい。
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